2010年7月29日木曜日

英語の多読

私の英語力はTOEICで700から750点くらいのレベルなのですが、昨年の秋頃から、さらに英語力を向上させたいと思って、CNNを聞くようにしても、どうも良くわからないし、英単語を覚えるために単語本や英文法の本をいまさらながら読んだりしているものの、今ひとつ英語力が伸びている感じがしないので、
やはり、英語の本をたくさん読むのがよさそうと思ったものの、ペーパーバックを読むのも難しくて途中で疲れてやめてしまうから、学習者用の副読本のような語数を抑えたものでも読もうかと思っていたところ、先日、英語多読完全ブックガイド[改訂第3版]という本をみかけたので、買ってみました。

中をみると英語多読研究会というものが存在していて、そこの人がまとめている本で、最初にSSS(Start with Simple Stories)方式の多読法というものについて書かれていて、多読する人にお薦めの本を独自の読みやすさレベル(YL)別に紹介し、さらに英語学習者向きの約13000冊の、英語学習用図書や児童用学習絵本、絵本を含む児童書や一般書について、内容やYL、総語数などが紹介されています。
ここでの読みやすさレベルは、単に使用語数などで分類されたものではなく、実際に多読をしている人の声を集約して作成したものだそうで、読みやすさのレベルを文字が無く英語を知らなくても読めるレベルを0.0、難しくて学習に適さないものを10.0として表したものだそうで、実際の学習者にとって参考になる数値だと思います。

当初、やさしめの英文といっても、使用語数1000から2000語程度の本を読もうかと思っていましたが、
このSSS方式によると、一般的な英語学習者の場合、使用語数が少ない絵本のようなものや、1冊に知らない単語が3語以内の読むのにほとんど疲れないような、本当に易しいと思うようなものを多く読むことから始めて百万語程度読むとよく、多少英語に自信がある人でも数百語程度のものからはじめたほうがよいようなことが書かれていて、
興味を持って、英語多読研究会SSSのサイトを見たところ、分速120~200語程度でを目安に、レベルを上げていくのが良いようです。

また、サイトには多読開始時のレベルの決め方として、Penguin Readers Easystartsという、使用語数が200程度で総語数が900語程度の非常に簡単なシリーズから1冊選んで読んでみて、4から10分かかる人は、SSSでいうところのレベル0からはじめるのがよさそうで、
Between Two Worlds: Easystarts (Penguin Readers Simplified Text)という本を読んでみたところ7分以上かかりましたた)
Penguin Readers Easystartsや同じレベルのもので10冊以上(1万語以上)読むことを勧めているようなので、易しいのを読み始めました、また、百万語をめざして読んだ語数の記録を始めてみました。

適宜、読むのに使った本もブログに載せようと思います。

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