2010年9月30日木曜日

引き続き洋書読み

読む本のレベルが少しあがって、1冊の語数が増えているものの、以前より読まなくなってきていますが、ここ1週間ほどで、以下の本を読みました。


こちらは、図書館で借りてきました。有名なロビンソン・クルーソーのお話。完結で読みやすいです。Stage2で、YLが2.6-2.8、総語数6830です。

以下のものは、リンク先の本とは版が違うだけでなく、Amazon.comのKindle StoreからKindle版を購入して読みました。


The Man from Nowhere Level 2 (Cambridge English Readers)は、砂丘に不時着してしまった家族の話です。オリジナルストーリー(だと思います)で、展開が見えるものの、どうなるかと思いながら読めて、わりと楽しめました。レベル2でYLが2.6-2.8、総数語数6830語です。

他の2つはどちらも状況は違うものの、妻や恋人に愛想を着かされ、そのことに関して起きるサスペンス(ミステリー?)です。これらもKindle版です。

The House by the Sea Level 3 (Cambridge English Readers)は、仕事中心で妻との時間を取ろうと思ったときには既に遅く、被害妄想的になってしまった男の話です。レベル3で、YLが3.6-3.8、総語数16219語。
Within High Fences level 2 (Cambridge English Readers)は、逆に働きにでた恋人が、そこで知り合った、状況が困難だけどより思慮深い人を好きになり、問題が生じるという感じ。
こちらは、愛想をつかされる男のほうが悪い感じですが、もうひとつのほうは、被害妄想的とはいえ男のほうが少し可愛そうな気もする話でした。

Kindleを使い始めたので、Kindle版が中心になりましたが、購入しながら読んでいない本も多いので、読み終えたら順次記録していこうと思います。

2010年9月23日木曜日

洋書読み100冊に到達

多読語数のカウントが2週間ほど前に50万語を越えて、冊数もあと少しで100冊ということで、読書のペースが落ちましたが、以下の本を読んで100冊を越えました。



最初2冊はPenguin Readers のLevel2のもので、どちらも読みやすさレベルは2.4-2.6で、
は、ホラーもの2作品(総語数6591)、
The Wave: Level 2 (Penguin Readers Simplified Text)は実際に授業の一環として進んでしまったことで、事実を基にしていて、意見の違う者を排斥するグループができてしまう人間の性質のようなものが示される、少し重く考えさせられてしまう話です。(総語数8666)

The Death of Karen Silkwood (Oxford Bookworms Series)も事実を基にしたもので、不慮の事故を遂げた告発者が告発しようとしていたことの話です。(YL2.6-2.8,総語数5585)
残り2つは前回のKindle Storeの学習者向けリーダーで紹介したもので、Kindle版を購入して読みました。Cambridge English Reader はオリジナルの作品が多く、作品としては、終わり方が中途半端な感じがするものもありますが、大人の学習者を想定しているようで、面白いものも多く良いシリーズだと思います。

ということで、百冊目は印刷物ではなく、電子書籍となりました。

50万語を越えて95冊を越えたときに、これまでのペースならあと4,5日で100冊といったところで、どうも気がのらず、読む間隔が長くなってペースが急に遅くなり、結局2週間近くかかってしまいました。
ようやく洋書100冊読破した、といった感じです。
といっても、多くは数千語程度のぺらぺらの本ですし、正確には英単語数カウントにいれた本で、洋版ラダーシリーズなど洋書とはいえなさそうな本も入ってますが・・・

とりあえず、100万語読破に向けて、引き続き読み進めようと思います。

2010年9月21日火曜日

Kindle storeの学習者向けリーダー

Kindle Storeで学習者向けリーダーを良く探したところ、
Cambridge English Readersのシリーズはあるようです。

とはいえ、KindleバージョンよりもPaperback版より1ドル高いです。
この手の本は、薄い本なのであまり場所をとらないから、高いと買う気にならないような。
最も、Amazon.comでの$ベースの話なので、Amazon.co.jpでの価格と比較するとCERの場合、今は円高だから少しだけ安いようです。

試しに、
parallel(stage1、YL1.4-1.6,使用語数400レベル、総語数4108), Superbird(stage2、YL2.6-2.8、使用後数700レベル、総語数8500),The house by the sea(stage3、YL3.6-3.8,使用後数1300レベル、総語数16219)の三冊を買ってみました。
Kindle storeで、Kindleへの送付にすると、カートに入れるように1クリックで買えてしまうので少し怖いです。

2010年9月20日月曜日

Kindel3で英語学習

英語の学習をかねてというか、面白そうだから、買ってみたKindle latest version、

英語学習の点からみて良さそうな点と気になった点

よさそうな点は、
辞書が内臓されていて、単語のところにカーソルを持ってくると、意味が表示されることがまずあげられます。また、辞書は2種類入っていてどちらを使うか選べます。
単語の前にカーソルを持ってくると意味が表示され、本文の邪魔にならないように単語がある位置から上下のどちらか遠いほうに最初の2行ほどが表示されて、さらに、そこから例文などを表示させることもできます。

また、文書の読み上げ機能があって、ヒアリングの練習にもなります。この読み上げ機能は男性と女性の声が選べ、音の大きさはもちろん、読む早さも3段階ですが調整ができます。

あと、Kindle Storeからたくさん無料の本やサンプルを読むことが出来る点。

まあ、購入前からわかっていた点ではありますが・・・

それらの点について、気になったのは、
辞書はこなれた英英辞典なので、意味に使われている語数が結構難しく、例文などをみないと意味がはっきりと取れないことも多いです。東村ジャパンというところから、Kindleに対応した英和辞典を販売しているようで、これを入れると、日本語で意味が表示できるようになるようです。(今買おうかどうか考えているところです)

また、文書の読み上げ機能は、自動で読むので、機械的な感じがしたり、文章のつながりの部分での呼吸がないなど、すこし気になる点もありますが、単語のつながりや発音、アクセントの感じは思ったより自然な感じでした。速度を調整できるのが3段階なで、遅めでも、学習用に遅くし教材(あまり知りませんが)より少し速いのではないかと思います。

無料の英文については、
最近ネットで、たくさん英文に触れることができますが、モニタ上でみるのは目が疲れ、かといって印刷するのも手間ですし、印刷物というとまだまだ大型書店でないと置いていないですから、Kindleによりたくさん無料の文章を読むことが出来るのはよいのですが、
簡単なものを多読するという点では、今のところ、英語学習者向けのリーダー教材はほとんど無く(ざっとさがしたけど見つかりませんでした)子供向けの本には無料のものが少ないなど、楽に読める英文はUser's Guideといった状態です。
最も、子供向けの本はそれなりにあるので、適当なものがみつかればいいのですが・・・

といったところで、どれも、英語ができて洋書を読むという点とはすこし違うところなので、いたしかたないところかと思います。
英語学習に利用するといっても、流行につられて英語学習にもなるし買ってみようという軽い気持ちだと、使いこなすのは難しく、それなりに英語が読める上で英語力を向上させるために洋書をたくさんよもうという人には適しているツールだと思います。

そんな感じですが、
スマートフォンや携帯型PCと比べると、画面は反応速度は遅いうえ白黒だし、日本語入力できないし、できることは限られているのですが、
電子ペーパーは反射式だからか目が疲れないですし、片手で長時間持っていても問題ないくらい軽いし、白黒とはいえ画面はきれいで、限られているとはいえいろいろなファイルや音声、Webも見られるので、いまのはまだ面白いです。

このところ、洋書読みが極端に進まなくなってしまっていますが、KindleのUser's Guideやためしに購入した洋書やサンプルページなど、語数自体は結構読んでいるから良いことにしようかと。(語数には入れないので、多読の語数が進みません・・・・)

2010年9月18日土曜日

Kindle3買いました。

8月の終わりごろ発売されて、レビューなどをみて8月末に購入したKindle3(Kindle Wireless Reading Device, Wi-Fi, 6" Display, Graphite - Latest Generationというほうが正しいようでうす。)がようやく届きました。

使用環境を考えると、Wi-Fiだけで十分だと思い、その分カバーも購入しました。
カバーだけ、かなり早く届いていて、ようやく本体の到着です。

当初、18日までに発送となっていたのに直前で20日発送に変更になったと思ったら、予定が繰り上がり、当初より早くつく予定になったのに、途中、due to external factorということで、beyond their control な事情で遅れたりしながらも、ようやく届きました。

早速、使ってみました。
まだ使い方で良くわからない部分が多々ありますが、KindleStoreにアクセスして洋書を購入したり、洋書を読む分には簡単にできます。
画面も液晶とはちがって光を出さず、紙に印刷されたような感じで、目に優しいですし、非常に綺麗です。(最も白黒ですが・・・)
日本語にも対応しているので、日本でも電子書籍が充実していけば、文庫本のようなものはかなり置き換わるのではないかと思います。(現実的には、著作権や版権などで、なかなか実現しそうにないですが・・・)Amazon.co.jpが早く日本版のキンドルストアを作ってもらえたらと思います。

日本語表示も特に問題はなく、機能的にもMP3ファイルで音楽やpodcastの番組を聴くことができますし(podcastに対応していないので、自分でファイルを取ってきて転送しなくてはいけまんせんが)、Webも見られます。
持った感じも噂どおり軽く感じ、文庫本や厚めの新書くらいの重さです。ただ、一回り大きい分、同じ位の重さの文庫本よりは、感覚的に重く感じます。それでも、十分軽くて良いと思います。
バッテリーの持ちも確かにかなり長いようです。(まだ使いはじめで無くなったことがないので不明ですが、通常のノートPCや携帯と比べるとずっと長く持ちます。)

PCとのファイルのやり取りもUSBケーブルでつなぐことで外部ディスクとして認識されるので、PC側からドラッグアンドドロップで簡単にファイルを操作できます。
読めるファイル形式は限られていますが、PDFが読めるのと、JPEGやGifなどいくつかの形式、確かWord形式などもConvertすれば読むことができます。
Convertはメールに添付ファイルとしてつけて所定のメールアドレスに送ると、コンバートして、Kindleに送られてきて読めるようになります。このKindleへのデータ転送は、3Gだと量によってお金がかかるみたいですが、WiFiモードでは無料です。
とりあえず、ファイルのやりとりや、Gifのコンバートなどは試してみましたが、問題なくできました。

とはいえ、
タッチパネルではないので、5-Wayキーという中心のキーと上下左右のカーソルキーをあわせたキーで、カーソルを移動させたり、選択項目を選んだりするので、少し不便です。

他の機能も、日本語の入力はできませんので日本語での検索は出来ませんし、音楽ファイルはMP3ファイルを渡さなくてはいけないです。
Webも,flashやなどは動かないようですし、WebやPdfファイルを見るときに画面が小さいので拡大したり、移動させて見る必要がある場合が多く見にくいですし、拡大縮小や画面上からなにか選択するときは、キーにより選択するのであまり使いやすくはありません。
これらの機能は、基本的に今は実験段階の扱いのようで、本格サービスの位置づけになる時にはタッチパネルの導入やカラー化したり、3Gは有料となるのではないかと思います。(軽さ、使いやすさが重要なので、優先度は低いと思いますが・・・)

それでも、kindleで読むこと(小さい画面でみること)を想定して、PDFファイルを作ったり、携帯用サイトなど画面が小さいことを想定したものは快適に扱えると思うので、
Webの閲覧機能や、書類などをPDF化して気軽に持ち歩くことが出来るのは、便利だと思います。

全体として、文書リーダーを目的としてとして機能を絞っている分、文庫本サイズの画面で本を読むという点では、非常に良く出来ていると思いました。

Kindle Storeには、無料のものや1~2ドルの安い本がたくさんありますが、ハードカバーの本を買うよりは安いものの、ペーパーブックよりは高いものも多く、電子書籍とはいえ意外と安くはない感じです。
しかし、新しい本も次々出ているようなので、ハードカバーの新刊を毎月読むような人にとっては価格面でも魅力的だし、ペーパーバックでも分厚いものがよくあるので、持ち歩きやすさなどの利点を考えると、洋書を読む人にはとても魅力的だろうと思います。
あとはカーソル移動や選択時、ページの移動などにタッチして簡単に移動できるようになるとさらに便利だと思います。
まあ、現状でも小説などをよむのであれば、それほどページを行き来することも無いだろうし、本を選べば常に読んでいたところから表示されるので、使い勝手もなかなか良いと思います。

英語学習者にとっても、辞書が内臓されていて、洋書を読むときは、単語のところにカーソルを持っていくと画面の上か下に意味が表示されるので、なかなか便利なツールだと思います。

もっとも、基本的に文字中心なので、英語力がある程度ないと使い方を読むのだけでも大変だと思います。まあ、読まなくても基本的な機能は直感的に使えると思いますし、細かいところは英語でUser's Guideを読まざるを得ない点なども含め、英語学習にはなると思います。

今のところ、購入してよかったと思っています。

2010年9月10日金曜日

英語多読で50万語越え

英語多読ということで、語数の記録をしながら読み始めてから、読んだ語数がようやく50万語を越えました。

50万語を越えた時に読んだのは、図書館で借りたこの本です。(Oxford bookworms stage2の本で、総語数5895)


New Yorkに住む人の日常を描いたO'Henryの短編5つを基にしていて、前にPenguinReadersで読んだものと同じものもあり、最初2つの内容がかぶっていたので、多読に少し飽きてきたこともあって、今ひとつ読む気がしませんでした。
英語多読の原則にのっとって、つまらなければ読まないということにしようかと思いましたが(StarWars 関連本で注文してまだ届いていないものがあるのでそれを待とうかと思ったり、他の本を買おうかとも思いましたが・・・)、これを読めば50万語ということを励みに読み終えました。

簡単な洋書などを読み始めて約2ヶ月たったところです。
途中までのペースでは1ヵ月半くらいで50万語を越えて2ヶ月では60~70万語くらいいくかと思ったけど、少し中だるみがあったのでようやくという感じです。
薄い本ばかりなので、読んだ冊数自体は、もう少しで百冊になるので、われながら良く読んだと思います。
学習用ではない実際の洋書だと、子供向けでも5万語くらいあるし、青少年向けでは10万語くらいものも多く、一般向けだど、数十万語くらいは普通にありそうなので、一般向け洋書で考えるとようやく5~6冊といったところでしょうか?
最も、今読んでいるものは文法的には非常に簡単なので、比較にはなりませんが・・・

2010年9月9日木曜日

あと少しで50万語越え

引き続き、Penguin Readers, Cambridge English Readers, Oxford bookworms, Star Wars関連の本を読み、49万語を越えました。

Penguin Readersからは、

映画の内容に基づいたものを購入してみました。どれもLEVEL2で、文字数は前2つが7500語前後、ドラゴンハートは9770語あります。

Cambride English Readers Level2 からは、ブックガイドにも載っていた、次の本。(総語数は9100だそうです)

Cambride English Readers は大人の学習者を想定しているようで、話の内容が重いというか濃い感じのものが結構ありますが、こちらもそのひとつ。
他の村の軍隊が別の村を殲滅して、子供一人が離れたところにいたため助かって、おびえながら一人過ごし、国際的な救援部隊に助けられたりする話です。

また、Oxford Bookwormsシリーズは図書館から借りられて、
stage 1 の、
(総語数は5825語)、

stage 2の


を読みました。
Sister Love and Other Crime Storiesはタイトル作品をはじめとした短編集で、総語数5565語、
The Year of Sharing (Oxford Bookworms Series)は多分オリジナルだと思いますが、はるか未来に(背景が良くわかりませんでした)、12歳になると1年間、野生動物と共に生死をかけてサバイバルしなくてはいけない世界で、主人公が鹿の子供として生活するという話で、少し重い感じです。(総語数6390)
カンタービレゴーストは明確には覚えていませんが、聞いたことのある感じの話でした。基はオスカーワイルドの作品のようなので、小さい頃などに、どこかで読んだかテレビなどで見たのかもしれません。(総語数6100)

あと、STAR WARS関連では、

以前に紹介した、Grosset & Dunlapが発行しているもので、表紙が赤く、こちらはLEVEL3とかではなくREADERと書かれていますが、レベル的にはLEVEL3と書いてあったThe Hunt for Grievous (Star Wars: The Clone Wars)と同じくらいのレベルだと思うので、総語数は3300語として数えることにしました。

同じレベルのをもう1~2冊読めば50万語に達するというところなのですが、なかだるみというか、なんか飽きてきて、ここ数日洋書を読んでいないので、こちらへの記入が追いつきました。

次にこのブログに記入するのは、多分、50万語越えとなると思います。

2010年9月7日火曜日

引き続き図書館の本で多読

読みやすさレベルの低い本は、少ない上予約が入っていることがあるので、なかなか借りられないですが、適宜、見つけて読み進めています。
ここ1週間程度の範囲では、次の本を借りることができました。



以前にも紹介しました、bigfatcatのシリーズの3,4巻がおいてあったので借りてきました。
こちらは、洋書というよりは、日本の英語学習本といったところ。前半がリーディング部分で、後半は読み方などの文章の解説があります。2巻と比べると、段々といろいろな会話表現が使われたりしていて、4巻は長さも総語数が8316語と長めになっています。
単語に日本語のルビが振ってあるものが多く、辞書の必要はないのですが、つい日本語に目が言って納得してしまう感じがしますが、ブックガイドから総語数がわかるものの、ルビの語も含まれているだろうから、そのまま読んだ語数に含めると、2冊で12243語になります。

また、Oxford bookworms stage2の本がいくつかおいてあったので借りてきました。(版が違うので表紙のイメージが全然違いますが)

ようやく、このレベルまで上げてきたので、丁度いいです。
レベル3までは予約が多く、なかなか借りられませんが、レベル1やStarterよりは本棚に見かけます。

洋版ラダーシリーズの


いわゆる、星の王子さまです、内容は大まかに見聞きしたことはあったものの、簡易版にしても最初から最後まで読んだのは実は初めてです。
よく読まれているだけあって、名作とかあまり好きなものはないのですが(英語学習の一環でこのところ、簡易版で読むことが多いですが)、この本は、理由をつけて忙しいふりする大人を的確に風刺していて、これは確かに良い本だという感じがしました。

図書館にもっと多読向きの本があればよいのですが・・・・

2010年9月6日月曜日

プラネタリウムを作りました。を読みました。

大平貴之 著プラネタリウムを作りました。 7畳間で生まれた410万の星、そしてその後(2010.7発行)を読みました。

7年前に書かれた本の改訂版で、発行後7年間におきた出来事を中心とした4章と年表を加えたものだそうです。(3章までは敢えて同じままにしたようです)

個人が、今までにない数の星を再現するプラネタリウムを作ったということで、以前騒がれ、それを元に家庭用のプラネタリウムまで販売されるようになったプラネタリウムの開発者が、自身の開発履歴を、子供のころの興味から書いている本です。
前の版は読んでいなかったので、こういう人が作っていたんだと少し驚きというか感動しました。

人との出会いを含めた運もあるだろうし、この手のこうやって成功したという話は今ひとつすきになれないものが多いのですが、(それでも読んだりしてしまうのですが・・・)
今回の話については、子供のころに興味を持った星を映し出すことが、学生時代の文化祭に向けた製作や、卒業後も製造を続けるという、その熱意、わからないところがあればいろいろなところに聞いたり、いろいろ交渉する行動力、どちらも、プラネタリウムを作るのが好きだからできたのだとは思いますが、好きなだけではなかなか続けることはできないので、そこをやり続けたところは素直に少し感動しました。

プラネタリウムを作るという方向には興味が行かなかったものの、小さい頃から宇宙好きの私としては、同じように宇宙好きで突き進んでいった人が、成功して、人脈を広げているのをみると、うらやましさを感じてしまい、それがちょっと気に入らないです。(自分をです。)

2010年9月5日日曜日

英語多読法

古川昭夫 著英語多読法 (小学館101新書)を読みました。

英語力の向上のため、英語の読む量を増やすのが良いと思い、ブックガイドの説明をみながら簡単な本を用いた英語の多読を進めているのですが、もう少しで2ヶ月目といったところで、少しモチベーションが下がってきた感じもしている今日この頃。

英語多読ブックガイドの編著者が書いている、その名も英語多読法 (小学館101新書)
英語多読の実践方法や効果などが書かれているということなので、モチベーションの維持もかねて、読んでみました。

著者は、数学科出身のかたで、大学への数学(理系の大学を出た方などはご存知の方も多いかと)に連載記事をかいたり、受験生に英語や理数系科目を教えている方だそうです。英語学習の本は、いわゆる文系出身のかたのものが多く(思い込みかも?)、理系の方ということで少し親しみがわきました。
また、受験の英語での成績は良く、大学院を出た教師のような人でも、実際にはぜんぜん聞けないし話せない現実に対し、著者は、もっといい英語教育をできないかと思っていたときに、やさしい英語からはじめる英語多読法を知り、それを大学の授業で実践していた酒井さんを知り、その効果を自身でも試して研究会を設立し、多読の普及に努めているそうです。

内容は、著者の主宰する学習塾での結果を含め、英語多読法とはどういうものか、多読の効果、実践方法、多読に向いた書籍の紹介となっています。

中高生だけでなく、大人向けの多読クラブも開催していて、大人の場合の例も多少はありますが、中高生やそれより若い子供の場合の実例が多く、子供の英語教育法としてみるとかなり実践的な良い方法と感じられました。
私のような一度英語をそこそこ勉強した40代にはいった中年でも、効果はあるようですが・・・

多読を進めているからといって、むずかしめの文章を精読することを否定しているわけではありません。
また、実際の生徒を例に。読書量(読んだ語数)と英語力の関係を定式化までしてます。
これによると、精読は英語力の向上効果は確かに非常に高いけど、語数が増えないため簡単なものを多数読むほうが、実践しやすく向上しやすいということのようです。
つまり、精読が続けられるならそれでよく、むしろそのほうがいいけど、実際には続かないので、続けられるためにはストレスなく読める非常に易しいものを読んで、本を読む楽しみや達成感をあじわうことで、学習を続けることができて、結果として語学力の向上につながる、ということのようです。
また、簡単な英語に触れる機会が少なかった昔は精読の効果が高く、今は簡単な本も容易に手に入るようになったので、英語多読は学習法として良いということのようです。

私も今日までで45万語ほど読んだのですが、確かに30万語を超えたくらいから、読むのが少し楽になった感じはします。

ただ、簡単な本をいくら読んでも、難しい文章を読めるようになる感じはしないのと、多読で文法や単語を身につけるのは、難しいものほど遭遇頻度が極端に落ちてしまうので、論文のような学術的な文章や文学的な文章を読めるようになるには、やはり、モチベーションを高めつつ、難しいと感じるものも読まなくてはいけないのではないかと思いました。

企業などで英語力の基準に使われるようになってきているTOEICなどは、速度は要求されるものの、問題自体は受験英語やTOEFLなどと比べると比較的簡単な感じがするので、ともかく英語なれして、コミュニケーション(特に聞き取りや、簡単な文章を英語日本語変換を意識せずにさっと読める力)をつけるには良い方法だと思います。

結局、この本を読んでモチベーションが高まったかというと、ある面で効果が高く、実践する価値はあるものの、高度な文章もやはり苦労して読まなくてはいけなさそうなので、微妙な感じです。

2010年9月3日金曜日

引き続きStar Warsで多読

以前、調子にのってたくさん注文したとき、送料無料なのでまとめずに順次発送にしたので、在庫がないものは後から数冊ずつ送られてきていて、順次読んでいます。

先日届いて読んだのが、次の4冊。


以前も紹介しましたが、DK Readersはレベル2は32ページで文字数が800から900語くらい、レベル3は48ページで2500から3000くらいだと思います。少なめに、レベル2は800語、レベル3は2500語で、読んだ語数をカウントすることにしました。
このレベルまでだと、ときどき、わからない単語がありますが、短くやさしい文体で読みやすいです。
版が違うようで、表紙の雰囲気が多少異なりますが、どれも、映画のシーンや登場するキャラクターなどの写真が豊富です。
R2-D2 and Friends (Dk Readers. Star Wars)は、R2-D2の能力やミッションの紹介と、映画に登場するいろいろな種類のドロイドたちが紹介され、そういえば、こんなのもいたなとか思ったりしました。
I Want to Be a Jedi (Dk Readers. Star Wars)はタイトルと、表紙のイメージから、エピソード5の話の一部かと思ったら、JEDI全般の話で、JEDIの特徴やJEDICounsil、DarkSideなどについて、主にエピソード1から3の話を引き合いに説明されています。
Star Wars Star Pilot (Dk Readers. Star Wars)は、StarWarsに登場する乗り物について、分離主義側の船から、Podrace、ダース・ヴェイダーのSuper Star Destroyerまで、いろいろと紹介されています。Super Star Destroyerは長さが19kmもあることなど、始めて知る(単に忘れているだけかも)こともでてきて、興味深く読めました。
Yoda in Action! (Dk Readers. Star Wars)は、クローンウォーズの話の一部だと思います。(クローンウォーズはあまり見ていないので、この話は知りませんでした。)
Toydarianという星系を共和国が使えるように、Toydarianの王との交渉にYodaが向かうのを、分離主義側のベントレスやドロイドが邪魔をし、Yodaを倒そうとする話で、知らない話だったので、楽しめました。

とはいえ、話が重なるところが増えてきて、私の中でのStarWarsブームもだいぶ冷めてきてしまいました。まだ、届いていないのもあるのですが・・・・
しかも、多読を開始して40万語近くになり、簡単なものは楽に読めるようになってきた気がしたこともあって、レベル4のものも注文して、届くのを待っているところです。

まあ、英語学習の一環として考えれば、良いかと。