2010年9月18日土曜日

Kindle3買いました。

8月の終わりごろ発売されて、レビューなどをみて8月末に購入したKindle3(Kindle Wireless Reading Device, Wi-Fi, 6" Display, Graphite - Latest Generationというほうが正しいようでうす。)がようやく届きました。

使用環境を考えると、Wi-Fiだけで十分だと思い、その分カバーも購入しました。
カバーだけ、かなり早く届いていて、ようやく本体の到着です。

当初、18日までに発送となっていたのに直前で20日発送に変更になったと思ったら、予定が繰り上がり、当初より早くつく予定になったのに、途中、due to external factorということで、beyond their control な事情で遅れたりしながらも、ようやく届きました。

早速、使ってみました。
まだ使い方で良くわからない部分が多々ありますが、KindleStoreにアクセスして洋書を購入したり、洋書を読む分には簡単にできます。
画面も液晶とはちがって光を出さず、紙に印刷されたような感じで、目に優しいですし、非常に綺麗です。(最も白黒ですが・・・)
日本語にも対応しているので、日本でも電子書籍が充実していけば、文庫本のようなものはかなり置き換わるのではないかと思います。(現実的には、著作権や版権などで、なかなか実現しそうにないですが・・・)Amazon.co.jpが早く日本版のキンドルストアを作ってもらえたらと思います。

日本語表示も特に問題はなく、機能的にもMP3ファイルで音楽やpodcastの番組を聴くことができますし(podcastに対応していないので、自分でファイルを取ってきて転送しなくてはいけまんせんが)、Webも見られます。
持った感じも噂どおり軽く感じ、文庫本や厚めの新書くらいの重さです。ただ、一回り大きい分、同じ位の重さの文庫本よりは、感覚的に重く感じます。それでも、十分軽くて良いと思います。
バッテリーの持ちも確かにかなり長いようです。(まだ使いはじめで無くなったことがないので不明ですが、通常のノートPCや携帯と比べるとずっと長く持ちます。)

PCとのファイルのやり取りもUSBケーブルでつなぐことで外部ディスクとして認識されるので、PC側からドラッグアンドドロップで簡単にファイルを操作できます。
読めるファイル形式は限られていますが、PDFが読めるのと、JPEGやGifなどいくつかの形式、確かWord形式などもConvertすれば読むことができます。
Convertはメールに添付ファイルとしてつけて所定のメールアドレスに送ると、コンバートして、Kindleに送られてきて読めるようになります。このKindleへのデータ転送は、3Gだと量によってお金がかかるみたいですが、WiFiモードでは無料です。
とりあえず、ファイルのやりとりや、Gifのコンバートなどは試してみましたが、問題なくできました。

とはいえ、
タッチパネルではないので、5-Wayキーという中心のキーと上下左右のカーソルキーをあわせたキーで、カーソルを移動させたり、選択項目を選んだりするので、少し不便です。

他の機能も、日本語の入力はできませんので日本語での検索は出来ませんし、音楽ファイルはMP3ファイルを渡さなくてはいけないです。
Webも,flashやなどは動かないようですし、WebやPdfファイルを見るときに画面が小さいので拡大したり、移動させて見る必要がある場合が多く見にくいですし、拡大縮小や画面上からなにか選択するときは、キーにより選択するのであまり使いやすくはありません。
これらの機能は、基本的に今は実験段階の扱いのようで、本格サービスの位置づけになる時にはタッチパネルの導入やカラー化したり、3Gは有料となるのではないかと思います。(軽さ、使いやすさが重要なので、優先度は低いと思いますが・・・)

それでも、kindleで読むこと(小さい画面でみること)を想定して、PDFファイルを作ったり、携帯用サイトなど画面が小さいことを想定したものは快適に扱えると思うので、
Webの閲覧機能や、書類などをPDF化して気軽に持ち歩くことが出来るのは、便利だと思います。

全体として、文書リーダーを目的としてとして機能を絞っている分、文庫本サイズの画面で本を読むという点では、非常に良く出来ていると思いました。

Kindle Storeには、無料のものや1~2ドルの安い本がたくさんありますが、ハードカバーの本を買うよりは安いものの、ペーパーブックよりは高いものも多く、電子書籍とはいえ意外と安くはない感じです。
しかし、新しい本も次々出ているようなので、ハードカバーの新刊を毎月読むような人にとっては価格面でも魅力的だし、ペーパーバックでも分厚いものがよくあるので、持ち歩きやすさなどの利点を考えると、洋書を読む人にはとても魅力的だろうと思います。
あとはカーソル移動や選択時、ページの移動などにタッチして簡単に移動できるようになるとさらに便利だと思います。
まあ、現状でも小説などをよむのであれば、それほどページを行き来することも無いだろうし、本を選べば常に読んでいたところから表示されるので、使い勝手もなかなか良いと思います。

英語学習者にとっても、辞書が内臓されていて、洋書を読むときは、単語のところにカーソルを持っていくと画面の上か下に意味が表示されるので、なかなか便利なツールだと思います。

もっとも、基本的に文字中心なので、英語力がある程度ないと使い方を読むのだけでも大変だと思います。まあ、読まなくても基本的な機能は直感的に使えると思いますし、細かいところは英語でUser's Guideを読まざるを得ない点なども含め、英語学習にはなると思います。

今のところ、購入してよかったと思っています。

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