超訳 ニーチェの言葉(白取春彦 編訳、2010.1発行)を読みました。
こちらも、名言集のような感じのもので、ニーチェの著作物から、代表的なものやタメになりそうなものを抜き出したもの。
難しいといわれるニーチェの思想に、簡単にふれることのできる本です。
気に入った部分を繰り返して読んだり、折りに触れて読み返すごとになにかを得たりできるかもしれないです。
こういった本がベストセラーになったりするのは、やはり、世の中に閉塞感が漂っているからなのでしょうか?
その一方で、この手の本で、 偉人たちの思想が分かったような気になるのは、いいのか悪いのかって感じもします。
それでも、本離れが言われるこの頃、読みやすい入門書のようなものは、多くの人にいろいろなことを考えるきっかけをつくるという点で、良いことだと思います。
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