近代美術館に展覧会を観に行った感想の続き(2Fのスペースでの展覧会の感想)です。
近代美術館の2Fのギャラリー部分では「小松誠 デザイン+ユーモア」展が行われていた。
小松誠は、磁器をはじめとするクラフトデザイナーだそうで、名前は知らなかったのだけど、
紙袋をそのまま形にした磁器や、くしゃくしゃっとしたタンブラーなどは、なにかで見かけたこともあり、似たようなものかもしれないけど、時々セレクトショップみたいなところで見かけるように思う。
ちなみに、楽天でも同様の小松誠デザインの製品を売っていた。
クランプルワイン-S
インテリアショップや器などの店でときどき、いい感じのデザインのものとかを見かけることもあるけど、こうして、美術館でまとめて展示されると、また別の美術品の趣。
実際、デザイン的にいいと思っても実用には不便なものとかも多いから、その場合オブジェとして美術品の正確が強いと思うけど。
くしゃくしゃとした、代表作らしい、クリンクル・シリーズの磁器やガラス作品以外にも、ティーポットやカップ、一輪挿し、ドアハンドルなど、いろいろなものが展示されていた。
どれも、磁器やガラスの持つ、滑らかで繊細な感じで、シンプルな造詣。
ミニマルなデザインが冷たい感じになりやすいところ、クリンクル・シリーズは皺が寄ったような造詣で、柔らかいイメージになって、欲しくなる感じ。
他にも、木の根をイメージした一輪挿しや、何に使うか良くわからない、小さい枕のようなものや、マグリットやダリの作品をモチーフにしたものなど、副題にあるデザイン+ユーモアというのがわかるような作品が展示されていて、面白かった。
ここは、美術館の中の一部のスペースなので、それほど広くはないけど、前回来たときは、ここで、「壁と大地の際で」という展覧会を行っていて、その展覧会も結構よかったし、スペースが限られている分、テーマが明確になるのか、あるいは企画展ほど収入を気にする必要がないからか、入場料に対して満足感が高い。(ここ2回だけで判断できるわけはないのだけど)
小松誠デザインもの
Lemnos(レムノス)「CRINKLE(クリンクル)」
ceramic japanNEW CRINKLE SUPER BAGMサイズ
【一人でも美味しい酒の飲み方があります】遊器・盃(S)
【高級な国産セミクリスタル製品です】小松誠/ポ-セ8タンブラー
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