2009年2月9日月曜日

元永定正展を観てきた

先日、Bunkamuraザ・ミュージアムに行った後、新宿の損保ジャパン東郷青児美術館で、2/22まで行われている、元永定正展を観に行ってきた。

チラシやWebを見た感じだと、色彩にあふれた抽象画のようなので、気になっていたので、観に行ってきた。
2006年の損保ジャパン東郷青児美術館大賞受賞記念として、開催されていて、受賞作「いろ いきてる!」をはじめとして、初期の大画面に絵具をたたきつけたような抽象画から、イラストの図案のようなもの、それらを組みあわせたようなものなど、約60点が展示されていた。

初期の抽象画は、絵具の厚さやざらつき感のある、前衛的?な抽象画で、わりといい感じのものだった。
その後の作品も、絵本など小さい作品もあるが、大画面に幾何学的な図柄に光が当たって、CGでグラデーションをつけたような感じの作品や、絵具が流れることで画面に動きがあるようなものなど、綺麗な感じの作品が多かった。

当初漫画家を目指して、洋画家に転向した方で、絵本の作家とも知られているそうです。
そのためか、どことなく温かみと面白みを感じさせるイラストのような絵やタイトル付けがされているように思った。

この作家のことは知らなかったけど、まとめてみることができ、入場料も500円と良心的で良かった。

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