2009年2月4日水曜日

パソナO2に行ってきた。

先日、最近、水耕栽培や農業に少し関心があるのでパソナO2に行ってきた

ビルの地下2Fに6つほどの栽培ルームがあって、3つずつつながって大きく分けると2箇所に区分されていて、その間にカフェのような休憩所というフロアになっていた。

花畑となっている部屋ではいろいろな観葉植物などが栽培されていて、部屋に入ったとたん、空気が違った。(温湿管理のためが大きいと思うけど)
バラ・ハーブ園となっている部屋は、入った瞬間ハーブの香りなどで空気が違っていた(ハーブの香りとはいえ、いろいろな種類のものが混じっているためか、すがすがしいというものではなかったけど)。
他にトマトの部屋や稲穂を育てている部屋、野菜の部屋にサラダ菜などを栽培している部屋があって、サラダ菜などのベビーリーフはカフェのような感じの休憩所で試食できるようになっていた。

観葉植物は室内で育つ植物も多いし、特に印象に残るようなこともなかった。植物の光合成と形態形成では必要な波長領域が異なるのを示すために、赤・青・緑のLEDでイタリアンパセリを育てている例があって、大きさが違っていたりしたけど、あまり明確ではなく、情報提供に過ぎない感じだった。
ハーブはそもそも、育てやすいだろうから、地下で育てるのには向いているような気もした。
トマトはそれなりに立派に育っていたけど、実の付き具合は少ない感じで、光量不足なのではないかと思った。
野菜畑は、いろいろ植えてあり、それなりに育っているみたいだったけど、あまり印象に残るようなものはなかった。
サラダ菜の栽培は、植物工場らしい感じだったけど、ネットや本で見聞きした水耕栽培の様子から想像したものと変わらず、あまり驚くようなこともなく、むしろ、蛍光灯で栽培しているし、サラダ菜などはスーパーなどでも既に良く売っているわけだし、確立した栽培を単に小規模にやっているようにしかみえなかった。

他にパソナの取り組みとして、農業経営支援セミナーのようなものの開催などの説明もあったけど、パソナ自身が農業に乗り出すというわけではなく、都会の人が農業を考えるきっかけになったり、農業への関心を高めるためのショールーム的な位置づけだそうです。

以前、報道などで見聞きしたときは、都会 のこのような場所でも農業ができ、空調や水質を管理して農薬などを用いない安全な栽培が可能となる、新しい農業の可能性を提案していたように思っていたけど、パソナ自身が新しい農業の拡充に力を入れているのかと思っていたので、少し印象が違った。

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