2009年2月2日月曜日

ジム ランビー 展を観てきた。

先日、原美術館で、3/29まで行われている展示、「ジム ランビー アンノウンプレジャーズ」を観てきた。

品川に用事があったので、久しぶりに原美術館に行ってみようと思っていったので、この作家のことはなにも知らなかったけど、床全体にテービングを行って幾何学的なパターンで独特の空間を作るのが特徴らしいです。

チラシなどでは、カラフルなテーピングの様子が写っていたけど、今回の展示では、白黒のラインで床面が埋め尽くされていて、ところどころに、レコードを箱に整理したような四角いキューブ状のものが傾いて転がっていて、独特の空間の中に、ありふれたものがあったりして、それがアンノウン プレジャーズ(未知の快楽)を感じさせるのだそうだけど、なんだかよくわからなかった。
部屋ごとに、写真に花とかを添えたものが壁にかかっていたり、少し開いたドアがあったり、椅子を多数組み合わせたオブジェが部屋の中央にあったり、枕の巨大なのが赤く塗られて絵具が下に流れているようなもの階段にかかっていたりしていた。
他には、常設なのだと思うけど、森村泰昌、宮島達男、奈良美智のそれぞれ部屋全体を使ったものがあった。

原美術館は邸宅を現代美術館にしたこともあって、元は邸宅なので、広い家に招かれて美術品を展示している部屋を見るような感じもあって、その邸宅が幾何学模様の床で埋め尽くされ、奇妙な感覚を感じを覚える展覧会となっていた。
ただ、美術館はそれほど大きくはないことから、観るものとしてはそれほどなく、入場料が1000円なのはちょっと高い感じもしてしまう。
ただ、カフェも利用して、原美術館の雰囲気を含め、独特の空間を楽しむにはいい感じだし、現代美術は体験することが重要なんだろうから、そういう点ではインパクトもあるようにも思った。

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