2008年7月27日日曜日

ニコンサロン、ペンタックスギャラリー、

(別サイトと同じ内容)
金曜日、庭園美術館に行ったあと、新宿に用事があることもあって、オペラシティギャラリーで行われているトレースエレメンツ展と麻田浩展を見に行くことにしたが、そのまえに、時間調整もかねて、ニコンサロンとペンタックススクウェアによって写真展を見に行ってきた。
ニコンサロンでは、山下忠志展で、「さよなら日本」というタイトルで、内容解説から1999年だと思うが、新宿の様子を歩いている人やたたずんでいる人などの多数の写真を壁沿いに隙間なく上下方向にも数枚並べて配置され、ギャラリーに入るとモノクロームの独特の質感や雰囲気と写っている人たちの様子や視線に囲まれるような感じのする展示だった。併設されているニコンサロンbizのほうは、山田昇展で、「秩父・自然と共に生きる人々」というタイトルで、秩父の町か村かの風景や、吊るし柿、植物や虫など、秩父の自然と底に生活する人を捕らえたカラー写真の展示だった。解説に、作者は自然と共に質素に生きることの大切さを知ったとあるので、自然のよさや懐かしさ、自然との共生を表現しているのだと思うが、それほど、惹かれるものではなかった。
写真に興味を持ち始めたものの、写真展では、どうも感動するというか、いい展示でよかったという感じがあまりもてない。ニコンサロンは28Fにあって見晴らしがよく、写真よりもエレベータホールやニコンサロンから見える新宿の町並みのほうが、高いところの好きな私としては、よりリアルな新宿画見えて感動してしまう。
ペンタックスフォーラムは、新宿センタービルにあり(残念ながらこちらは半地下だが)、前回寄ったときは丁度定休日だったので、どんなところかと思い行ってきた。
ニコンサロンと同じように、ショールーム、サービスカウンター、セミナールームとギャラリーといった構成で、ギャラリーでは、金井道子というかたが、「ガラスの向こうのマドンナ」というタイトルで展示していた。ショーウィンドウのマネキンなどのディスプレーを撮影したもので、人の目を引くようなものでありながら、すぐに移り変わるため、そのとき、をとらえているらしい。非常に粗い質感にしたり、輪郭を強調してイラストのようにしたものなどもあり、少し面白かった。

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