2008年8月7日木曜日

どんな仕事も楽しくなる3つの物語

(別サイトと同じ内容)
先日、 働くのがイヤな人のための本を読んだけど、それと同じジャンルというか多分自己啓発の部類に入る本。といっても、先日の本とは方向性が違うというか、まったく逆と言ってもよく、はじめに、のところで書かれている、

”生き方、考え方を変えればよい”、
”つまらない仕事はありません、仕事をつまらなくする考え方があるだけです。意味のない仕事はありません、意味のない仕事にしてしまう考え方があるだけです。”

の2文に、言いたいことのほとんどは集約される。
基本的にはいい話だし、仕事を感動に変える人は尊敬に値するし、仕事を感動に変わる五つの心構えって章も、その通り。

なんだけど、それって、今の世の中、正しいことはほめられるべきだし、ポジティブシンキングで前向きになるのが、いいっていっていうような話を聞くときのような、確かに、良いか悪いかで言えばよいことなんだけど、表現のしにくい違和感を感じてしまう。

社会で成功したり活躍したり輝いている人から得られる、前の本の中の言葉でいうところの「鈍感で善良な市民」による教訓といった感じ。決して非難するつもりはなく、いい本ですので、誤解なく。
前の本に共感するような人は、そう感じるのではないかと思い、あまりおすすめできないけど、逆に先日の本が働くことがイヤにならないための方策が書いてあるかと思ったのに、かえって悩めって感じでまったく良くないとか、前の本が気に入らなかった人には、この本は逆におすすめなように思う。

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